海の見えるその町にぽんこつの自販機がありました。
そのぽんこつ自販機には、毎日毎日たくさんの人が訪れます。
散歩途中の親子、デート中の恋人たち、仕事中の運転手さん、悩みを抱えた社長さん。
彼らはぽんこつ自販機がつくったあたたかーいうどん、そばを食べながら
いろいろな話をし、笑い、悩み、考えて、また自分たちの場所に戻っていきます。
そんな日常が続くと思っていたある日、思ってもいなかったことが起きたのです―。
ベストセラー『バスが来ましたよ』(アリス館)由美村嬉々氏 最新刊!
NHK ドキュメント72時間でも紹介された、あの“うどん・そば自販機”がついに書籍化!